直しに行くとだけ書いて、その結末を書いてないことを思い出したので書いてみる。
結末は実にあっけなく、悲しいもので.....直せなかった。いや、初めから修復なんてものはムリだとわかってた。でも、レンズは無傷なので、そのレンズを新しいフレームにつけるとかで直してもらえるんじゃないかと軽い気持ちでいたわけです。
ところが、私の問い合わせに対し、JINSのお兄さんは「確認します。」と言ってレジ裏手に引き下がり、程なくして私の前に戻ってきた。そして、「申し訳ございませんが、直せません。」とあっさり言い放った。
私:「えっ、フレームの在庫ってないんですか?他店とかにも?」
お兄さん:「確認しましたが、ありません。」
私:「じゃ、フレームのデザインが変わっても構わないので、このレンズを使えるフレームはないですか?」
お兄さん:「ありません。」
お兄さん:「確認しましたが、ありません。」
私:「じゃ、フレームのデザインが変わっても構わないので、このレンズを使えるフレームはないですか?」
お兄さん:「ありません。」
お兄さんの即答っぷりに私は耳を疑ったが、これ以上何を聞いても無駄だなと思い、礼を言ってその場を去った。
JINSでどれだけの種類のフレームを取り扱っているのかわからないのだが、あのお兄さんは一回の問い合わせで、同じフレームはおろか、同じレンズを使用可能な他のフレームの有無にまで質問が及ぶことすら見抜き、レジ裏手で素早く調べてくれていたのだろう。
見事だ。実に見事だ。
無論、お兄さんを信用などしてないのだが(笑)、話しっぷりから察するにJINSではフレーム交換(レンズ交換)をしてくれない、もしくは推奨してないじゃないだろうか。口には出さないが、「諦めろ」というオーラがお兄さんからは溢れていた。
まぁ、あんだけの種類を出してるから、次から次へと新しいものを買ってもらわなきゃいけなくて、ライフサイクルを短くする戦略なんだろうね、きっと。
お金的にももちろん悲しい結果なんだけど、とっても気に入ってるデザインで、レンズが小さかったこともあって軽くて使い心地がとても良かっただけに、残念。
というわけで、事件勃発以来、毎晩寝る時には眼鏡をちゃーんとケースにしまう様にしております(笑)